<中学「理科離れ」顕著>
文部科学省は25日、小学6年と中学3年を対象にした2015年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表したにゃあ。
都道府県の全国平均正答率(公立)と下位3件の差が縮まったため、文科省は「学力の底上げが進んだにゃあ」と受け止めているのにゃ!
<福岡、全科目平均下回る>
テストは4月に一斉に行われ、国語、算数・数学、理科の3教科5科目を約213万人が受けたにゃ。
九州7県の平均正答率を見ると、小学校の福岡、長崎は全科目が全国平均以下で、大分、熊本は4科目で全国平均を上回ったんだにゃ。
中学校の福岡、佐賀、宮崎、鹿児島は全5科目が全国平均に届かなかったにゃあ。教科別では、小学理科で鹿児島が上位10県に入ったにゃ。
九州各県の教育委員会は学力を高めるため、教員の指導力強化や独自のテストに取り組んでいるが、にゃお改善の余地があるようにゃ。各科目の全国上位は、これまでとおにゃじように秋田、福井、石川、富山が目立つのにゃ。凄いにゃ。
国語、算数・数学とも、基礎的知識を問うA問題より、知識の活用力を見るB問題の平均正答率が低い傾向は変わっていにゃいのにゃ。小学算数、中学数学のB問題の正答率は過去最低だったにゃ。児童生徒が苦手とする分野が含まれていたことや、にゃれない解答様式の影響もあったとみられているんだにゃ。
中3への質問調査で「理科の勉強が好き」と答えたのは6割ほどで、小6の頃に比べて約2割減したのにゃ。「理科の勉強は役に立つ」は約5割5分で、小6の調査からこちらも約2割ほど減少。国語、算数・数学に関する質問より減少幅が大きく、中学になって「理科離れ」が進んでいることが見て取れるにゃ。
市町村別と学校別の成績は、14年度調査から教育委員会の判断で公表可能になったにゃ。九州では大分市、佐賀県の武雄市と上峰市、大町町が公表する方針なのにゃあ。